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泊まってみた

年貢を納めて一揆に参加?話題のシェアビレッジで秋田の古民家を共有しよう!

こんにちは〜、桜の開花が待ち遠しい秋田よりお送りしていますアビーです。わたしはソメイヨシノより八重桜派なんですけどね、何でもいいので早く咲いてほしいです。桜舞い散る中に忘れた記憶と君の声が戻ってきてほしいです。

さ!今回はそんな秋田にある話題の場所に行ってまいりました。五城目(ごじょうめ)という町にある「シェアビレッジ町村」です!

ビレッジと言ってもシェアするのはいわゆる市町村の「村」ではなく、古き良き日本の田舎の象徴である古民家。ひとつの家を「村」と見立てています。

近年の人口減少により管理する人がいなくなったり、家そのものの維持が難しくなったりして存続の危機にある古民家は全国各地に存在しますが、それらを救うべく立ち上がったのが、このシェアビレッジプロジェクトなんです。

そんなわけで、シェアビレッジ町村での宿泊と五城目町巡りの様子をご紹介していきます!

これが五城目のシェアビレッジだ!

五城目町は秋田県中央の山間部にひっそりと存在します。秋田市からは車で約40分ほど、最寄りの八郎潟駅からは五城目バスターミナルまでバス移動し、そこから徒歩1時間ほどなので、車またはタクシーのご利用がおすすめです。ヒッチハイクもありかとは思いますが、高齢者が多いので文字は大きくはっきりと書きましょう。

そうしてやってきたのは町村(まちむら)という地区。この「町」は市場という意味で、この地で520年もの歴史がある朝市が生まれた村なんだそうです。520年って! ぜひ朝市が開催される2・5・7・0の付く日に訪れたいものです。

 

古民家の入り口がコチラ。見よ、この茅葺き屋根の存在感!

 


右側が結構ピンチ!左側の新しい部分と比べると一目瞭然

でも屋根の修復が急務なのも現状。少しずつ直しているそうなのですが、なかなか追いつかず。せっかく今まで継承され現存している技術だからこそ、失いたくないですよね。じつは年貢(NENGU)を納めることで私達にも貢献することができるのですが、詳しくは後ほど紹介します!

 

いざ中に一歩足を踏み入れると、広々とした土間が待ちかまえております。

 

そしてそこにはレンガ作りのかまど。ここであきたこまち、炊きたすぎでしょ。

 

寝室は基本的に男女別の相部屋となっております。 写真はないけど個人的に好きなメーカーの毛布とふかふかのお布団でうきうきでした。そしてこの掛け軸を独占。……りゅうほ?

 

お庭に面する廊下はすべてガラス戸。前の持ち主が木の戸から全部替えたそうです。おかげで採光抜群! 朝はお部屋の障子を開けて、溢れんばかりの日光を堪能しました。超寒かったから3センチぐらいしか開けてないけど。

そう、当たり前だけど冬は寒いです。下手したら外より寒いです。でもこれがあるべき日本の冬。きーんとした空気も一緒に味わうのです。

 

とはいえストーブもあるのでご安心を!

「年貢」を納めて村民になろう

さて、このシェアビレッジを利用するためには「村民」になる必要があるのですが、その方法は単純明快。年貢(NENGU)と呼ばれる年会費3000円を支払うだけです。ここで集まったお金が古民家の修繕費や維持費にあてられるので、村民が増えるほど「村」である古民家が継続し、賑わうという仕組みなんですね。

宿泊のほかにも田舎ならではのイベントが定期的に開催されたり、なかなか田舎に行けない村民のために寄合(YORIAI)という飲み会が都市部で行われたりしています。一揆(IKKI)という年に一度のお祭りでは、出店ありライブあり、皆で村歌(SONG)を合唱したりもするそう。いずれも村民限定です!

まさか、この時代に生を受けて一揆に参加できる日が来るなんて……! 当日は家族に「ちょっと一揆参加してくるわ〜。」と颯爽と言い放ち出陣したいですね。

五城目町の魅力もご紹介

さあ続いては五城目の町を紹介します! シェアビレッジの他にも、先ほど紹介した町村の朝市や、3つの泉質がある温泉など、魅力がたくさんあるんですよー!

温泉ですべすべお肌に

というわけでまずは温泉にやってきました。このあたりには泉質の異なる温泉が3つもあるのですが、今回は乳白色の硫黄成分が多めの「湯の越の宿」に連れていってもらい、すべすべの肌を手に入れました!

日本酒好きにはたまらない「なべ駒」

温泉の次に向かったのは、知る人ぞ知る日本酒好きの聖地とも言える居酒屋、なべ駒さん。

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壁中、いや天井にまで、いたるところに日本酒のラベルや前掛けが貼り巡らされています。

取り揃えているお酒も、五城目町にある福禄寿酒造さんのエース「一白水成」をはじめ、秋田県内や全国から選りすぐりの選手が一堂に会する充実のラインナップ。ここでしか飲めないお酒もお値打ち価格で楽しめちゃうのです!

 

厚揚げにコショウをかけたシンプルかつ絶妙な一品など、おつまみも安くて美味しく、吞ん兵衛にはたまらん空間でした。また行きたくなること間違いなしです!

山の上から五城目の町を一望

翌日は森山という山に登りました(車で)。時に吹雪いたり霧がかったりと天気がめまぐるしく変わるなか、途中で何人ものおじいちゃんおばあちゃんを追い越し、20代のわたし達はなんとか頂上に到着。

そこから五城目の町を一望できるのですが、選挙戦真っ最中だったので、あちこちから候補者の選挙カーの声がこだましていました。

 

頂上に登り詰めた賢者のみが鳴らすことのできる「希望の鐘」を発見! 演説の声に負けないぐらい、めいっぱい鳴らしました。

シェアビレッジでの滞在を振り返って

こうして、はじめての五城目シェアビレッジ訪問は幕を閉じました。とても1日じゃ足りなかったし、違う季節にまた来てみたいとすごく思います。同じ秋田県でも南側に住んでいるわたしには未知の場所だったこともあり、とても新鮮でした。

いわゆる都市部で暮らしている人々はもちろん、わたしのように元々田舎出身とか、今地方に住んでいる人にとっても色濃い経験になると、短い滞在の中でも感じることが出来ました。

自分の友達や家族も連れてきたいな、と思えるのも良いところだなあと感じます。美味しいものを食べて、雄大な自然を見て、ひたすら気兼ねなくのんびりできる空間、日頃のストレスを忘れられる環境がそこにはあります。

畳に転がってゴロゴロしたい。縁側に座って川で冷やしたスイカにかぶりつきたい。沈む夕日や満天の星を眺めたい。せわしない日々からとにかく解放されたい。「ふるさと」とうたわれるような風景に浸かりたい。そんな現代日本人の心に芽生える気持ちにズバリお応えしてくれる場所でした!

第二の村が香川に誕生!

そしてなんと、第二の村として香川県の三豊市にある古民家が開かれます! 海と山に囲まれた陸の孤島とよばれるその町では、初代村長の旧邸が地域の人に長年愛され、守られてきた歴史があります。その家が次なる舞台。


引用元:Makuake

現在クラウドファンディングサイト「Makuake」にて新規村民が募集されていて、残り期間は約1ヶ月。今なら秋田と仁尾の特産品や、宿泊に使えるクーポンがリターンでもらえちゃうので、とっっってもお得! 今こそ年貢の納め時です!

こうやって全国各地にシェアビレッジが増えていくことで、また旅の楽しみ方が変わってきますね。バックグラウンドが全く異なる人々と「村」を介して繋がることができる。みんなでふるさとをシェアできる。第二、第三のふるさとと呼べる場所ができるのって嬉しいですよね。なんて贅沢なんだー!

SHARE VILLAGE

さいごに

おまけとして紹介しておきたいのがこの動画。augment5という世界的なクリエイター集団が手がけた秋田のPR動画の第1弾で、五城目町を舞台に撮影されています。もちろんシェアビレッジ内での様子もありますよー! これを見て、各々のふるさとへの想いを募らせてくださいね。

ではまたー!

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