ここから本文です

宿泊レポート

亀のようにゆっくりな時間が流れるゲストハウス「亀時間」で、まったり鎌倉旅行を楽しもう

鎌倉の名もなき路地裏からこんにちは、カズヤです。しばらく記事の更新を怠っているうちに気が付けばもう大晦日。2016年も彼女ができずに終わりそうです。

それはさておき、12月24日に鎌倉のゲストハウス「亀時間」に泊まってきました。

クリスマス・イブに男ひとりで鎌倉かよと思われるかもしれませんが、そもそも僕はクリスマスなんて気にしていませんので。ただなんとなく西洋文化から距離を置きたい気分になったので、日本古来の伝統が感じられる古都・鎌倉に行ってみただけですので。

亀時間はというと、海辺の静かな住宅街にある古民家ゲストハウスで、静かなラウンジでのんびりまったり過ごせるくつろぎの空間でした。今回はそんな癒し系ゲストハウスの様子をお届けしていきたいと思います!

レトロな趣の古民家ゲストハウス・亀時間

亀時間があるのは鎌倉西部の海辺にある材木座という地区。魚屋さんや八百屋さんなど古くからの商店が残る街並みには、鎌倉駅前のにぎわいとはちがったゆるりとした時間が流れています。

こちらが外観。築90年という古民家の味わいもさることながら、レンガのレトロな雰囲気も素敵です! 鎌倉駅から歩くと20分ほどかかりますが、バスに乗ればすぐそばの停留所まで乗ってこれます。

 

玄関を抜けるとすぐにラウンジがあります。外観と同様にここの床もレンガになっていて、やはりレトロな雰囲気が漂っています。

 

ラウンジの一角にはお洒落なバーカウンターもありました。このラウンジは週末はカフェとして、また月2回の夜はバーとして宿泊客以外にも開放するそうです。

 

宿泊者向けのフリードリンクはコーヒー・紅茶のほかにハーブティーもあるみたいで、女性が喜びそう。なんかほら、女の人ってハーブとか好きじゃないですか。

 

木目の風合いがかわいいタンスのようなものは、なんとゴミ入れ! 引き出しごとにペットボトルや缶などを分別しています。

 

トイレとシャワーはこちら。二日前に買った超広角レンズのおかげで狭い空間も写真に納められるようになったことに感動しながら撮影しました。

 

大きなお風呂に入りたい人は、亀時間から徒歩5分の銭湯・清水湯へどうぞ。むかしながらの庶民的な銭湯です。

 

こちらは僕が泊まったドミトリー。6つあるベッドのうちの2つは押し入れを改造した「ドラえもんベッド」です。押し入れサイズで小さめなぶん他のベッドより300円安くなっているので、小柄な女性におすすめです!

 

僕はこちらの通常サイズのベッドで寝ました。高さがあまりないので体の大きい人は窮屈に感じるかもしれませんが、狭い空間に秘密基地的なときめきを覚える僕はむしろ楽しかったです。

ゆったり流れる“亀時間”を味わう

ラウンジの照明は暖色系のやわらかな色合いで、かかっている音楽はさりげなく聞こえてくるくらいの控えめなボリューム。心地よいまどろみに誘われるようなやすらぎに包まれます。

ここにいると流れる時間が亀の歩みのようにゆっくりに感じられ、“亀時間”ってこういうことなんだろうなってすごい納得しました。

 

亀時間オーナーの櫻井さんがお喋りの相手をしてくれたのですが、とても気さくで楽しいお話を色々と聞かせていただきました。

ただ櫻井さんの写真がことごとくピンぼけで、真顔で写っているこの1枚くらいしかちゃんと撮れていませんでした。本当はずっとニコニコしているナイスガイですよ!

 

その後はラウンジのまったりした雰囲気に身をゆだね、お酒を飲みながら本を読んでいました。やっていることが家にいるときと完全に同じなのですが、それくらいリラックスして過ごせるということでしょう。

やがてうとうとしてきた頃合いでベッドに入りました。

 

ちなみに宿泊料金プラス500円で朝食が付けられます。この日はあたたかいスープにパン、サラダ、ゆで卵。寒い冬にはうれしいメニューでした!

スローな鎌倉旅行で泊まりたいゲストハウス


館内のあちこちに飾られていた亀グッズ

古民家ゲストハウスの亀時間、いかがでしょうか? 文章と写真だけで伝えられたかどうかはわかりませんが、とにかくラウンジの雰囲気がまったりしていて、ほっとできる空間なんです。

 


亀時間のそばにある光明寺の庭園

まったりした空気は材木座という町にも漂っていて、ぶらぶら街歩きをしてみたり、あちこちに点在する大小さまざまな寺社巡りをしてみたり、周辺の散策も楽しいですよ!

 


材木座海岸の夕日

繁華街も海も山も寺社もある鎌倉にはいろいろな楽しみ方がありますが、海辺でのんびり過ごしたいとか、じっくりお寺参りをしてみたいとか、スローテンポで鎌倉を楽しみたい人にはおすすめのゲストハウスだと思いました。

ちなみに亀時間にはライターのミキも泊まっていて、オーナーの櫻井さんへのインタビューもしてくれています。亀時間や櫻井さんのことをもっと知りたい人はそちらの記事も見てみてくださいね。

それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

亀時間

神奈川県鎌倉市

ドミトリー:3200円~

 

“宿泊レポート”の最新記事