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泊まってみた

もはやカレー屋?岡山のゲストハウス「KAMP」がスパイスカリーに半端じゃない情熱を注いでいる

こんにちは、カズヤです。今回は岡山市にやってきました。

そして見てください、この美味しそうなキーマカレー!岡山にはこんなに本格的なスパイスカリーを出しているところがあるんです。

でも、「岡山 カレー」でググってもこのスパイスカリーは見つからないでしょう。なぜならここはカレー屋ではなくてゲストハウスなのですから!

こんな本格的なスパイスカリーが食べれるゲストハウスとは、いったいどんなところなのでしょうか。

岡山駅に到着

はい、生まれて初めて岡山駅にやってきました。桃太郎電鉄をプレイしたことのある人なら誰もが獲得を夢見る「桃太郎ランド」のある街です。駅の写真は撮り忘れました。

もちろん桃太郎ランドは架空のテーマパークですが、岡山市には日本三大庭園のひとつに数えられる後楽園があったり、隣の倉敷市には町並保存地区に指定されている美観地区があったりと、なかなか見どころの多いエリアです。

今回はそんな岡山市にあるゲストハウスに泊まりに来てみました。

ゲストハウス「KAMP」に到着

駅から少し歩くと、商店街に入ります。

 

途中にある小さな角を曲がると、すぐそこにありました、ゲストハウスKAMP。

 

1階はカフェスペースになっています。近年ではカフェやバーを併設したお洒落なゲストハウスが増えてきていますが、ここもそのひとつでしょうか。

 

正面入口の脇にある螺旋階段が、2階のゲストハウスフロアにつながっています。

 

エントランスには、知人のアーティストに描いてもらったという絵が。

 

オープンしてからまだ1年も経っていないこともあり、全てがピカピカです。

より詳しいことを知るべく、KAMPを運営している北島さんにお話を聞いてみました。

北島さん

ゲストハウスKAMPのマネージャーを務める傍ら、アパレルショップの運営やアウトドアイベント開催など、多岐にわたる活動をしている。

アウトドアイベントから始まったKAMP

KAMPはどんなきっかけで始めたんですか?

もともとうちの会社では「牛窓ナチュラルキャンプ」というアウトドアイベントを年1回やっているんですよ。キャンプをしながらライブやワークショップ、アートなどを体験するイベントなんです。でも年1回の2日間だけで終わってしまうのは寂しいなって思っていて、もっと年間を通してイベントができる箱を作りたかったんです。ゲストハウスならイベントの後にそのまま泊まることもできたりして、いいなって思ったんです。

継続的にイベントをやりたいっていうのがまず最初にあったんですね。

はい。バンドのライブやDJイベントもあれば、アーティストによるワークショップ、政治や福祉に関するトークイベントなど、様々なイベントをやっています。

KAMPはカレーが自慢

そうすると、多彩なイベントがKAMPの魅力といったところでしょうか。

そうですね。あとカレーとか。

カレーですか?

カレーです。カフェで出しているんですよ。日本人が作るインドカレーにずっとハマっていて。インド人が作るインドカレーよりも、絶妙に日本らしいアレンジが加えられているのがいいんです。

北島さんが作っているんですか?

もちろん。カレーだけは他の人に任せず自分で仕込んでいます。カレーを作りにKAMPに来ているみたいなところがあります。うまいですよ僕のカレーは。

きっかけは出張先で食べたカレー

なんでカレーを作り始めたんですか?

5年くらい前ですかね、博多に出張したときにガラムっていうカレー屋に行ったんですよ。すごい辛いカレーで、食べてる途中に手を止めてしまうと、次の一口はもう辛くて食べれない。間髪入れずに食べ続けないと辛さに耐えられないくらい辛いんですけど、それを汗まみれで食べ終わってお店の外に出たときの開放感がもう、すごくて。それがきっかけで、ずっとカレーに夢中です。

この前も、有名なインドカレー屋さんが集まる「LOVE INDIA」っていうイベントが東京であって、それに行ってきました。LOVE INDIAはインド料理のレシピ本も出しているんですけど、この本が置いてあるカレー屋は絶対にうまいです。間違いないです。

そうですか。

日本におけるインドカレーの課題

僕もカレーは好きです。ナンで食べるインドカレーとかは特に。

ああ、出ましたねナン。

え?

いま業界ですごい言われているのが、「ナンとバターチキンからの脱却」なんです。カレーはやっぱり米で食べなきゃいけない。日本人は、インド=ナンだっていうイメージをインド人に押し付けられているんですけど、本当は向こうでも米が多いんですよ。それと、インドカレーといったらバターチキンって風潮もあるじゃないですか。もちろんバターチキンも美味しいんだけど、そればっかりにならないでほしいんです。カレーにはもっと広がりがあるんだぞっていうのを知ってほしい。

あとこれはカレー屋の課題なんですけど、カレー屋ではなくインド料理屋として捉えてもらう必要があるということですね。カレーのお店だと思われるとディナータイムにお客さんを呼び込みづらいんですよ。カレーってランチのイメージが強いから。でもカレー以外にもたくさんのメニューがあるインド料理屋だとわかってくれれば、飲み会などでのディナー利用ももっと増やせるんですよね。

そうですか。

日々進化するKAMPのカレー

カレー作りは独学ですか?

そうですね。本はもちろん読むんですけど、本通りに作ったところで誰も美味しいカレーは作れないんですよ。ちゃんとレシピが書いてあるんですけど、結局はちょっとしたことで味が変わっちゃうので、ひたすら実験と失敗を重ねながら手探りで追求してきました。まだまだこれからですけどね。

試行錯誤を繰り返し、日々自分の味を追求し続けているんですね。

はい。

そうすると、カレーを作り始めて結構長いんですかね。

KAMPができてからです。

えっ?ということは・・・。

半年です。

まじですか。

まあ半年にして結構なところまで来たなと自負しています。全国各地のカレーを食べ歩いているのもあって、カレーファンの中ではかなりのものだと思いますよ。今ちょうど作りたてのキーマがあるので、辛いのが苦手じゃなければ、ぜひ召し上がってください。

キーマカレーをいただく

ということで、北島さん特製のキーマカレーを食べてみることに。

すっごくいい香り。いただきます!

 

おお、これはスパイシーでうまい!スパイスの知識が全くといっていいほどないので詳しいことはわかりませんが、とにかくスパイシーで、食欲をそそられます!スパイシーなだけじゃなくて旨味がちゃんとあって、奥深い味わいです。食べ終わった後に冷たい水を一気飲みしたときの爽快感も、スパイシーなカレーならではのたまらない瞬間ですね!

 

スパイシー!!

ごちそうさまでした

すごい美味しかったです。たぶん今日のことは「岡山で見つけたカレーの名店」とかそんなタイトルの記事になると思います。

それはちょっと変えてほしいですね。

ですよね。ここゲストハウスですもんね。

そうではなくて、「インドカリー」でお願いします。「カレー」にすると洋風なイメージになっちゃうので、インドカリー……いや、「スパイスカリー」にしましょう。インドだけでなくバングラデシュ寄りのカレーも作ったりするので。

なるほど。では「スパイスカリー」でいきます。

お願いします。

(これなんのインタビューだっけ。)

その他

夜、近所にある北島さん行きつけの「成田家」という居酒屋にやって来ました。

もしカレー以外にもポイントがあれば聞きたいのですが。

そうですね、インテリアには結構こだわっています。モロッコ漆喰のカウンターや、トイレの壁や天井に使っている和紙、古いストーブを再利用したシャンデリアとか、職人芸がたくさん詰まっているんですよ。鱗のような外壁や、DJブースの背後にあるレンガに見せかけた木造の壁など、建築的にも色んなギミックを盛り込んでいます。アートや建築に携わっている知り合いが多いのもあって。

すごいですね。なんでそれさっき言わなかったんですか。

忘れてました。

もしかして他にもまだあるんじゃないですか?

ああ、宿泊のゲストさんはカフェのメニューが100円引きになったり、ウェルカムドリンクとして岡山の地酒を1杯出していたりと、サービスも充実しています。

いいところいっぱいあるじゃないですか。なんで言わなかったんですか。

忘れてました。

では最後に何かあれば。

仲良くしているゲストハウスのひとつに「東京ヒュッテ」さんがあるんですけど、近々そこでKAMPのカレーを出すことになりそうです。ぜひ食べに行ってみてください。

ありがとうございました。

まとめ

後楽園、岡山城、倉敷美観地区をはじめ、見どころの多い岡山。

建築の世界では有名な建物も多いらしく、アートプロジェクトで有名な直島も近いので、芸術関係の人も多く来る街なのだとか。

 

KAMPもまた、そんな芸術や建築に携わる多くの人の手によって作り上げられた創意の溢れるゲストハウス。月1、2回のペースで、音楽やアートをはじめ福祉や政治など様々なイベントも開催しています。

そしてなによりの魅力は、北島さんの作るスパイスカリー。僕の乏しいボキャブラリーではその美味しさがまったく伝わらないので、ぜひKAMPに行って食べてみてほしいです!

KAMP Houkancho Backpacker’s Inn&Lounge

岡山県岡山市

ドミトリー:3000円~

 

カレーのあとは美味しいコーヒーをどうぞ

コワーキングスペース併設のゲストハウス「TOKYO HUTTE」に泊まれば仕事もサクサク進むかも?

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