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旅日記

桜と舞妓で百花繚乱!女撮り鉄の京都ひとり旅【後編】

こんにちは、hiiです。
昭和記念公園に寄り道をしていたら、いつの間にか季節が移ろっていました。そんなこんなでもう一度桜を咲かせます!京都旅の後編、スタート!(※前編はこちら

寝落ちからの出遅れ

実はわたくし、寝落ち常習犯でして。この旅行でもやってしまいました。ゲストハウスに泊まったのですが、気づいたら寝ていて、気づいたらすでに誰もいませんでした。この日は週中の雨予報が外れて、時折晴れ間が覗いたりもしていました。本当は布団の中でそんな気がしていましたが、前日の疲れと甘えが出たのでしょう。のんびり起きて優雅にモーニングなんぞを食べて、11時を過ぎたあたりからようやくとある気持ちがフツフツと沸いてきました。

 

私 、 桜 を 見 に 来 た ん だ っ た

 

やっとスイッチが入り、晴れたら行きたいと思っていた目的地へと急いだのでした。

百花繚乱、桜降り注ぐ穴場的スポット

2日目のスタートはこちら!

皆さん、原谷苑はご存知ですか?ここ原谷苑は、個人所有の土地を春秋シーズンのみ限定公開しているスポットで、金閣寺から徒歩30~40分の場所に位置する原谷にあります。四方八方桜に囲まれていながらも、他の植物たちが素晴らしいバランスで植えられており、とにかくカラフル!圧倒的密度!!個人的には、こんなにもたくさんの桜に囲まれたのは生涯初めてです。綺麗に並んだ桜並木は何度も見たことがありますが、いわゆる密集型と言いますか、花に埋もれているかのような迫り来る感覚は初でした。「ああ、これが桃源郷ってやつか…」と、軽く意識が遠のきます。

 

桜がドサァアアッ!!

「知る人ぞ知る穴場」「隠れ名所」なんて感想をネットで目にし訪れてみたわけですが、確かに人でごった返す観光地と比べてゆったりとしていた印象。もちろんたくさんの観光客がいることはいるのですが、窮屈さを感じさせないというか。ご覧のとおり、タイミングを合わせれば無人の写真も撮れたりします。おお、これは本当に穴場かも知れない。

原谷苑までは市バス・送迎バスで行けますが、本数が少ないためタイミングを逃すと私のように痛い目をみます(地下鉄→市バスで途中までしかたどり着けず)。悔しさをにじませ金閣寺近辺からタクシーを使用しましたが、短時間で1,000円かからずに行けました。上り坂がキツイので、体力があり余っている方以外には徒歩はおすすめしません。マイカーやマイクロバスなどは駐車場がなく行くことができないとのことで、その辺りが秘境感を醸し出しているのかも。

 

予約をすれば、お座敷で食事をしながら絶景を眺めることもできます。はぁ、贅沢。

事前のサーチでは入苑料1,500円とあって、ちょっと高いかな?と感じていました。けれども実際に入ってみて、これはその金額を払ってでも見る価値ありと納得。ちなみにですが、私は今回1,200円の入苑料で入っております。サイト情報が間違っていたのか?と首を傾げていたところ、近辺で会話をしていた方々の声が耳に入ってきました。

「先週は1500円だったのよ。来週は枝垂れ桜が満開になるし1500円じゃないかしら?」

 

なんですと?

 

これだけ咲いていながらもう一花くるの?今週は狭間?いや、そもそも繁忙期の日曜日にわざわざ値下げしなくてもいいのに、何て良心的!!などと一人感動していました。何やら開花状況によって金額が変動するようですね。

本当はもっともっと長い時間いたかったのですが、次の目的は開催時間が決まっていたので、後ろ髪を引かれながら原谷苑をあとにしました。

美の共演に魅せられて。祇園白川撮影会

さてさて、時刻は15時30分。はんなりとした空気漂う、祇園白川南通にやってまいりました。京都らしさかつ季節感も出て最高のロケーションということもあり、ここではブライダルの前撮り撮影中の男女を3、4組見かけました。観光客で混雑している中で煌びやかな衣装に身を包み、プロカメラマンやメイクさんが帯同しているとあって、そりゃあ嫌でも目立ってしまいます。ご本人たちは恥ずかしさもあったと思いますが、やはり一生の思い出ですからね♪

 

そんな中ものすごい人だかりが。全然はんなりしていない。この人だかりの正体は…

 

舞妓Haaaan!!!

この日絶対に行きたかったイベント、祇園白川での芸・舞妓さん撮影会です!!大・興・奮!芸妓さん、舞妓さんをこんなにも間近で見られるだけではなく、写真まで撮らせていただけるという、感動モノのイベントです。写真の舞妓さんは、偶然にも映画「舞妓Haaaan!!!」に出演していた方の役名と同じ名前の「駒子」さん。見世出し(デビュー)をしてから半年くらいのようで、まだ初々しさの残るはにかんだ笑顔が可愛らしかったです。

 

ドッキーン!こちらは芸妓の「つね桃」さん。艶やかな雰囲気に、一瞬にして胸を打ち抜かれました。一目惚れってやつです。その上トークも上手ときました。きっと人気がある方なのでしょうね。写真を選別するのが悩ましいほど、美しい表情をたくさん見せてくれました。今も画像を編集しながらうっとりとしています。スペースが限られていなければ何十枚でも載せていましたね、うっとり。

 

おまけ:こんなにかわいらしい舞妓さん!?もいました(笑)

旅のラストは、20年以上の歴史を誇る宵桜ライトアップ

いよいよ旅も締め括り。ラストを飾るのに相応しいこちらは、祇園白川の宵桜ライトアップ!闇夜に浮かぶ桜が今宵も美しい…。

あれ?さっきも祇園にいたじゃないかって?そうなんです。夕方一度祇園を離れて、色々と寄り道をしていました。お目当ての喫茶店が満席で入れなかったり、551蓬莱の豚まんと焼売と甘酢団子と豚まんと豚まんを買っていたらすっかり夜が更けていました。ライトアップは22時までとの情報でしたが、到着したのは21時55分。どれだけバタバタなのでしょう。結局数十分粘ったと思いますが、その間一部を除きライトが消灯することはありませんでした。諦めずに来た自分を褒めたいですね(甘やかし)。

 

目をこらしてみるとわかるかもしれませんが、画像がどことなく霞んでいるのは雨のせいです。だいぶ降っています。まさかこのような締め括りになるとは予想していませんでしたが、これはこれで風情がありますよね。ありますよね? お願い、止んで……(涙)。

 

帰りのバスの出発時間が近づいてきました。いよいよ旅の終わりです。いつか舞妓さん・芸妓さんと戯れつつ、あちらの京町屋から桜を眺めたいなぁと考えながら、祇園を離れました。

まとめ

今回は有名な寺社を周るというよりは、やや変化球な京都旅でした。何度訪れても毎回違う表情を見せてくれる京都。また次に訪れる機会を楽しみにしたいと思います。ということで、春を満喫した京都旅でした!551蓬莱でお土産として買った豚まんたちは全部一人で食べました!!

まだまだ続くよまさかの次回は番外編、宿&グルメ編をお届けします!

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