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宿泊レポート

人見知りでも英語が苦手でも大丈夫!浅草の「Little Japan」は初心者でも安心のゲストハウス

はじめまして、なつみです! 今年の3月にひとり旅&ゲストハウスデビューをしました。

ゲストハウスへの興味はずっと前からあったのですが、人見知りするから緊張しそうだし、日本語しか話せないから外国人とのコミュニケーションに自信がないし、貴重品の管理も心配だし、とにかく不安だらけで泊まる勇気がなかったんです。

そんな私が人生2回目のゲストハウスとして泊まったのが、浅草にある「Little Japan」。まだゲストハウスに不慣れな私ですが、人見知りでも英語が苦手でも楽しく過ごせるし、セキュリティ面での不安も感じませんでした。

私と同じように、ゲストハウスに興味はあるけどなかなか一歩を踏み出せない、という人にぜひチェックしてほしい宿なので、紹介していきます!

浅草橋から5分のお洒落なゲストハウス

Little Japanの最寄り駅は浅草橋駅。雷門で有名な浅草まで電車で2分、秋葉原までは歩いていける、観光にもビジネスにも便利な場所です。

駅の西口改札を出て住宅街のなかを5分ほど歩けば、青いタイルが目印のLittle Japanに到着です。駅からは一本道のため、方向音痴の私でも無事にたどり着けました。

 


スタッフのタッチーさん

外から見える館内の雰囲気が明らかにお洒落なので田舎者の私は場違い感を覚えてしまいましたが、フロントではスタッフが優しい笑顔で迎えてくれたので一安心。

 

Little Japanの1階はカフェバー兼ラウンジになっていて、お昼はランチが食べられるカフェとして、夜はお酒も食事も楽しめるバーになります。宿泊せずにカフェバーのみの利用ももちろんOK。宿泊のゲストはドリンクが20%オフというお得な特典があります!

 

奥には居心地の良さそうなソファスペースがあり、食事をとったり仕事をしたりと、皆さん自由に利用してました。

 

私はというと、気持ちが良すぎて寝そうになるくらい大満喫! こんな感じで思いっきりゴロゴロしていました。

 

2階から4階が寝室になっており、そこではスリッパに履き替えます。なお寝室でもカフェバーでもスリッパで移動していいので、いちいち施設内で靴を履き替えなくて大丈夫です。

 

今回は3階の女性専用ドミトリーに宿泊しました。シンプルな2段ベッドが3つ置かれた相部屋で、お値段は1泊3800円。青いシーツは外観のタイルに合わせているのでしょうか、素敵です。

 

ベッドの下には広めのスペースがあるので、大きい荷物でもすっぽり入ります。

お部屋のタイプはこの他に男女混合ドミトリーと個室があります。まだゲストハウスに馴染みがなくてドミトリーが不安だという人は、まずは個室に泊まってみるといいかもしれません。

 

2階の男女混合ドミトリー前には、おもわず寝転びたくなる畳スペースもありました。

 

トイレは各階にこれでもかというほど設置してあるので、緊急時でも待つことはありません。

 

シャワーは4つもあるので、トイレ同様に待つことなく利用できました。

5月にオープンしたばかりなこともあり、どこもかしこも清潔感が漂っています。とくに水回りがキレイなのはいいですよね!

 

ゆっくりお風呂に浸かりたいなら、Little Japanのすぐそばにある銭湯「鶴の湯」へどうぞ。15時30分〜24時まで営業していて、大人は460円です。ただし土曜日が定休日なので注意してください。

鶴の湯の他にも2ヶ所ほどの銭湯が近くにあるので、連泊する時は銭湯巡りをするのも楽しいかもしれません。

ゲストハウス初心者でも安心な4つのポイント

さて、清潔な館内やお洒落なカフェバーのことはわかりましたが、ゲストハウスに慣れていない人ならば、実際に泊まるうえで心配なことがまだまだありますよね。

そんな人たちの不安が少しでもなくなるよう、安心ポイントをまとめてみました。

(1)ルールとセキュリティがばっちり

チェックインのときに滞在中のルールを書いた紙がもらえます。丁寧に説明してくれるので、不安なことがあればここで聞いちゃいましょう。どんな些細なことでもちゃんと説明してもらえるので遠慮はいりません。

 

ベッドの足元には貴重品を入れる木箱があります。フロントで南京錠を借りて鍵をかければセキュリティ面も安心! ふかふかのベッドで安心して眠れますね。

(2)アメニティが揃っている

あるかないかで荷物の量に関わってくるアメニティたちですが、お風呂場にはボディーソープとシャンプー、リンスはもちろん、ドライヤーと綿棒もあります。

 

他にも、共有スペースには冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、ポット、電気ケトル、アイロンと台までもが揃っています。もう暮らせるレベルです!

このように自炊できるグッズが置いてあるのはゲストハウスならでは。もちろん無料で使えるので、せっかくなら利用してみてはどうでしょうか。

それと、冷蔵庫に食べ物を入れておくときは名前を書いておくと誰のものか分かりやすいです。食べ物の恨みは怖いですからね。

(3)スタッフが英会話を手伝ってくれる

共有スペースでポーランド人の男性に遭遇したのですが、話したいなと思いながらも「Hello!」と「This is a pen.」が限界の英語力しか持ち合わせていない私。


右側が柚木さん

どうしたものかと考えているところ、Little Japanのオーナーである柚木さんが通訳をしてくれました。救世主!

たとえ英語が喋れなくともスタッフが間に入ってくれるので、仲良くなりたいという気持ちさえあれば大丈夫。宿泊しながら英語の勉強もできちゃいますよ。

(4)自然と仲良くなれる

ゲストハウスといえば「交流」というイメージありますが、私もそれを楽しむべく、ドキドキしながら1階のカフェバーに晩御飯を食べに行ってみました。

そこにいたお客さんたちとは「どこから来たんですか?」なんていうちょっとしたやりとりから会話が始まり、そのまま一緒にご飯を食べることに。初対面でも違和感なく食卓を囲めるのがゲストハウスの不思議なところです。

それぞれの趣味について話したり、お互いの旅の話をしたり、オーナーの裏話まで聞けちゃったり、楽しい時間が過ごせます。この日は日本人ばかりでしたが、普段は外国人のほうが多いみたいです。

 

お喋りに花を咲かせていると、スタッフたちを心配して毎日晩御飯を作ってきてくれるという近所のご婦人がやって来ました。愛を感じますね!

 

カフェバーは23時で閉まりますが、話し足りない場合は共有スペースで二次会しちゃいましょう! この日は気が付いたら夜中の1時を過ぎていました。

ただし共有スペースは混合ドミトリーの目の前なので、くれぐれも騒ぎすぎに注意です。

初心者でも安心のゲストハウスでした

浅草橋のゲストハウスLittle Japan、いかがでしたか?

アットホームな雰囲気なので自然と会話が生まれますし、英会話が苦手でもスタッフのサポートがあるので国を越えた交流もすることができました。

セキュリティもしっかりしているし個室もあるので、相部屋に抵抗があるけどゲストハウスの雰囲気は楽しんでみたいという人にもおすすめ。

ゲストハウスに不安を持っていた私でも楽しく滞在することができましたし、初めてのゲストハウスにもってこいの宿ですよ! Little Japanがゲストハウスデビューのきっかけになれば嬉しいです。

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