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ゲストハウス公式

日本最古の寺院「飛鳥寺」や桜の名所など、明日香村の見どころをご紹介します

こんにちは。ASUKA GUEST HOUSE管理人のShoです。

前回はASUKA GUEST HOUSEがある明日香村についてお話しましたが、今回はお寺や公園など、ゲストハウス周辺の見どころを紹介していきたいと思います。

日本最初の本格的仏教寺院「飛鳥寺」

ゲストハウスのほぼ真南に位置する飛鳥寺(あすかでら)は、日本で初めての本格的仏教寺院とされています。創建時は法興寺という名で、塔を中心に3つの金堂が配置された東西約200メートル、南北約300メートルの大規模な寺院でした。

日本に仏教をもたらした立役者である聖徳太子と蘇我氏の発願によるこの法興寺。創建のために日本で初めての瓦の技術や、仏堂・塔の建築など多くの技術が大陸から輸入されました。もちろん仏像が造られるのも日本で初めてのことでした。

 

その釈迦如来像、通称飛鳥大仏は幾度となく修復を繰り返されながらも、部分的には当時のまま残っています。金堂の建て替えや焼失などはあったものの、創建当初からこの場所を一度も動かずに安置され続けているそうです。

 


お釈迦様の誕生日とされる4月8日に行われる「花会式」の様子

法興寺建立に尽力した蘇我氏はその勢力を増し、やがて目に余る権力の横暴を許すまいとした新勢力にクーデターを起こされ滅びてしまいます。それが「乙巳(いっし)の変」です。僕が子供の頃は「大化の改新」としか教えてもらいませんでしたが。

 

飛鳥寺の西側すぐのところにぽつりとある五輪塔は蘇我入鹿の首塚と言われています。入鹿とは乙巳の変で暗殺された人物。その暗殺の時にはねた首がここまで飛んできたというのですが、そのクーデターの舞台は南に300メートル離れた場所で、そこから首が飛んでくるわけが……。

それは入鹿の怨念だったのか、はたまた後世になって入鹿を弔う意味で建てたのか。真実はわかりませんが、そんな事件があった場所がすぐ近くにあります。

お花見が楽しめる展望台も

そんな蘇我氏が飛鳥の都を見下ろせる場所に邸宅を構えたとされる場所が、飛鳥寺の西側にある「甘樫丘(あまかしのおか)」です。

甘樫丘へはゲストハウスからも歩いて5分ほどの場所にあり、公園として整備されています。展望台からは飛鳥の集落を一望でき、西側に大きく開けた素晴らしい景色を見ることができます。

 

駐車場やトイレなども完備され住民の散歩コースとしても愛されており、桜の時期になると景色と共に桜の花も楽しめる贅沢な場所です。おススメです。

さいごに

いかがでしたでしょうか?
創建当時の飛鳥寺(法興寺)の広さを考えると、今現在アスカゲストハウスがある場所もその敷地内だったことは間違いないようです。

ASUKA GUEST HOUSEへお越しいただいた際には、そんなことも頭に入れながら過ごしてみるとおもしろいかもしれませんね。

ASUKA GUEST HOUSE

奈良県明日香村

ドミトリー:2800円~

 

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