こんにちは、カズヤです。ニャンちゅうとかカレーパンマンとか、人間ではないものに似ていると言われることが多いです。
今日は京都にやって来ました。京都のゲストハウスといえば、昔ながらの古民家を改装した和の風情溢れる宿が多かったりしますね。でも今回泊まるのは、そういう古民家系とはちがった、カフェみたいにお洒落なゲストハウス。
しかもオーナーの細やかな気遣いが行き届いていて、ゲストハウスに慣れていない初心者でも安心して過ごせるん場所なんですよ!
いったいどんなゲストハウスなのか、さっそくご紹介していきましょう!
North + Keyに到着
North + Keyがあるのは烏丸五条の交差点のすぐ近くで、こちらの看板が目印。四条河原町の繁華街までは歩いて20分ほどかかりますが、最寄り駅の地下鉄五条駅は徒歩2分とアクセスは良好。
中に入ると、オーナーの岩本さんが一家で迎えてくれました。さっそく館内を案内してもらいましょう!
きれいで温かみのある女性ドミトリー。
男性ドミトリーは少しクールな印象。
ソファ付きのファミリールームも。
リビングも小洒落ています。
黒板には周辺のおすすめ情報が。お客さんが書き込んだりもするのだとか。
リビングとは別に図書室なる部屋もあります。なにか作業などに集中したいときはこちらへ。
洗面台、トイレ、シャワールームなど水まわりはとても清潔。
岩本さんにお話を聞いてみました
North + Keyはどんなコンセプトでやっているんですか?
こう言ってしまうとありきたりなんですが、あったかい宿を作りたいなと思いました。
あったかい宿ですか。
はい、ひとりでいても寂しくないような、居心地の良い空間になるようにしています。僕も妻も元々バックパッカーだったんですけど、ひとり旅ってどうしても孤独とか寂しさを感じる瞬間っていうのがあって。そういう人を迎え入れたいなと。
なるほど。
ずっと旅をしていると、今日はあんまり人と話したくないなっていう日もあるじゃないですか、疲れていたりして。そういう人はそっとしておきますし、逆にコミュニケーション取りたそうにしているなっていう人にはこちらから話しかけたり、他のお客さんを紹介してみたりします。
接し方にもしっかり気を配っているんですね。
ええ、ひとり旅の人が気持ちよく過ごせるかなってのをずっと考えています。
設備の面ではどんなところがポイントですか?
図書室があるっていうのがひとつですね。例えば、リビングに行ってみたら他のお客さんたちが盛り上がっていたとき、すっと輪に入る人もいれば、「今日はちょっと疲れてるしなあ。」とか「英語喋れないしなあ。」とか思う人もいるじゃないですか。そういう人がこの図書室に来たりしますね。
それはいいですね。だいたいの宿はリビングだけだから、そこの空気次第で居心地って左右されてしまいますし。
そうですね、だからここは逃げ場みたいなものでもあります。
ゲストハウスにあまり慣れていない人でも過ごしやすそうですね。
はい、ゲストハウスやドミトリーが初めてだという人をしっかり受け入れていこうと思っています。初めてのお客さんって、すごい恐る恐るしながらチェックインして、「えっこれ他の人に話しかけていいの?」っていうレベルの人もいるんですよ。そういう人が、最後に「楽しかったです!」って行ってチェックアウトしてくれるとすごい嬉しいですね。
それは嬉しいですよね。
初めてだとお客さん同士で喋ることに慣れていない人が多いので、「他のお客さんに挨拶してみてくださいね。」とか「話しかけられて不快に思う人はいませんよ。」とか、コミュニケーションを取れるように軽く背中を押してあげたりします。
初めての人にとって心強いですね。どんなお客さんが来るのか、今日も楽しみです。
ええ、ゆっくり過ごしてくださいね。
色々お話いただいてありがとうございました。
どういたしまして。
同室のお客さんと飲みに
ドミトリーで荷物の整頓をしていると、岩本さんがチェックインのお客さんを案内しにやって来ました。北海道から来た亮君で、ゲストハウスは初めてなんだとか。岩本さんから亮君に「東京から来た西田さんです。」と紹介してもらいました。同い年だったこもあり、すぐに意気投合です。
さらにもうひとり、同じくゲストハウスが初めての悠平君も加わり、しばらくドミでお喋り。こうなると飲みに行く以外の選択肢がないのが男というもの。錦市場にある牡蠣のお店「だいやす」に3人で向かいます。
生牡蠣はもちろん、
ソテーなどのメニューも充実。牡蠣好きなら迷わず行ってほしいお店です。
亮(左)と悠平(右)。揃っていい男ですな。
リビングでもわいわい
もう一軒ハシゴしてから宿に戻ると、他のお客さんがリビングで賑わってました。僕達もリビングで飲み直すところだったので、缶ビール片手に輪に入ります。
各地からバラバラに集まった旅人たちも、同じような仕事をしていたり、かつて近所に住んでいたことがあったりと、ちょっとした繋がりがあったりして話が盛り上がります。その後しばらく話し込んでから、各々のタイミングで部屋に戻っていきました。
ゲストハウスでの出会いもあり、美味しいご飯も食べ、たくさんのことが充実した1日でした!
まとめ
North + Keyはインテリアも凝っていて、とてもお洒落なゲストハウス。そのせいもあって女性のお客さんも多いのだとか。
オーナーの岩本さんが大切にしているのは、ひとり旅の旅人を温かく迎え入れること。お客さんに合わせて接し方を工夫するのはもちろん、静かに過ごすための図書室も備えており、設備面でもそれを実現しています。
岩本さんは、初めての人でもうまく空気に馴染めるよう、うまいことみんなの距離を近づけてくれます。今回初めてゲストハウスに泊まったという亮君は、North + Keyに泊まって「世界が変わった。」と言ってチェックアウトしていきました。そんな大げさな。
ゲストハウスに興味があるけどどこに泊まろうか迷っている人がいたら、ぜひ泊まってみてください。世界が変わるかもしれませんね。