
こんにちは、カズヤです。もっとも人生に影響を与えた本は「すごいよマサルさん」です。
今日は奈良にやって来ました。中学生の修学旅行以来約15年ぶりです。奈良駅に着いてまず思ったのが、駅が意外と小さいなということ。記憶の中ではもっと立派だった気もするのですが、それはきっと僕が大きく成長した証でしょう。父さん母さん、育ててくれてありがとう。
今日の宿「ウガヤゲストハウス」に到着
奈良駅に到着した頃には4時過ぎだったので、観光は明日にして今日はもう宿に向かうことにします。
駅から奈良公園に続く三条通りを進んでいきます。
通りから一本曲がった細い路地に入ってゆき、今夜の宿であるウガヤゲストハウスに到着。奈良駅からは歩いて5分ほど。1階のロビーはカフェとしても営業しています。
オーナーの瀬戸さんにお話を聞く
いらっしゃいませ。
こんにちは!今日はよろしくお願いします。
お願いします。
なんでも奈良で初めてのゲストハウスだそうですね。
ええ、そろそろ7年目になりますね。
どんなきっかけでゲストハウスを始めたんですか?
きっかけは、昔お遍路をしていたときに泊まっていたお遍路宿での出会いが楽しくって、なんとなく宿おもしろそうって思ったんです。そしたら友達からゲストハウスっていうものがあるよって教えてもらって。それであちこちのゲストハウスに泊まってみたんです。
視察みたいなものですか。
そうですね。沖縄にも1ヶ月滞在していました。毎日違うゲストハウスを泊まり歩いて、これはおもしろいなって思いました。
改めて宿が楽しそうだと感じたんですね。
はい。それで、じゃあどこでやろうかなってなって、僕が歴史をすごい好きなこともあったし、奈良に住んでたこともあって街のことも好きだったし、奈良かなと。奈良が好きな人達もある程度いるってのもわかっていましたし。
なるほど。
奈良に来る人って、京都や大阪に泊まったついでに日帰りで来る方がけっこういるんですけど、そうなると大体は奈良公園で大仏と鹿を見て終わっちゃうんですよね。でも奈良にはもっと見てほしいところがいっぱいあるんです。ただ奈良ってあまり交通が便利じゃなくって、京都みたいにあちこちバスが通ってるわけでもないし、電車の本数もあまり多くないし。そしてひとつひとつの観光地がけっこう離れているんですよ、奈良は。だからあちこち行こうとすると1泊じゃ足りないんですよね。
確かに。
それで何日か必要ってなると、うちは1泊2500円でやってるんで、3日いても7500円だし、奈良をゆっくり見てもらえるかなと思って。来たお客さんには、奈良を好きになってほしいなって思ってやっています。
本当に奈良が好きなんですね。それでは、この宿ではどんなことを大切にしていますか?
それはもう水まわりの清潔さですね。水まわりがきれいじゃないとってのは常々思ってます。自分が泊まってみて、水まわりがきれいな宿っていうのはすごく安心しますし。いくら部屋がきれいでも水まわりが汚かったら嫌だし、逆に建物が古くても水まわりがきれいだと安心するじゃないですか。
それはほんとそうですね。確かにここはトイレもシャワーもきれいでした。
あとはロビーを広々とっているところですね、ちゃんとくつろげるように。宿っていうのは休む場所ですし。ゲストハウスっていうとわいわい盛り上がっているようなイメージを持たれがちなんですけど、うちはちょっと違って、ひとりでも居やすいゲストハウスっていう感じにしています。
わいわいしているイメージは強いですよね、ゲストハウスって。
はい。それによって敷居が高くなっちゃってる部分もあるんですよ。コミュニケーションを取らなきゃいけないのかなっていうプレッシャーを感じて二の足を踏んでいる人もいると思うんです。
そういうのが得意じゃない人もいますもんね。
奈良に来る人は、わーって盛り上がるよりもゆっくりしに来てる人が多いように感じているんです。だから、そういうニーズとうちのコンセプトはすごく合致してるなと思っています。ロビーにいても、何か話さなきゃいけないっていう緊張感をかけないようにしていますね。ひとりでいれる空間を作れるように、椅子やデーブルなどの配置にも気を遣っています。
それはいいですね。確かにこのリビングはすごくのんびりできます。
ロビーにはちゃぶ台の他にソファやテーブル席もあります
日本各地を転々としている外国人のお客さんでも、他のゲストハウスではわいわいやってたけど、うちでは溜まりに溜まった手紙をひとりで黙々と書き続けている人とかいます。
ゆっくり過ごしてくれているんですね。
はい。ちょっとひと休みっていうか、そういう使い方をしてくれると嬉しいですね。ここではゆっくり休んで、また次のところでわいわい盛り上がってほしいですね。
僕も今1ヶ月間の旅の途中で、まだ1週間経っただけなんですけど、早くも疲れが溜まってきてて。最高のタイミングでここに泊まれました。
それはよかったです。まあそういうのもあって、こちらからお客さんに対してあまり干渉しないようにしています。それもプレッシャーになってしまうときがあるんですよ。
ありますね、そういうとき。
もちろん何か聞かれたら何でも話すんですけど、こちらから押し付けがましく干渉することはしないようにしています。
あえてある程度の距離感を保っているんですね。
はい、そういう距離感がウガヤがとても大事にしているところですね。そういうゲストハウスもあるんだということをもっと知ってほしいと思っています。
頑張って伝えていきます。ところでこのへんでおすすめの飲み屋とかありますか?
えっ?ああ、それならすぐ近くにある「ふじ」っていうお好み焼き屋さんですね。そこのタコ焼きがすごいおすすめです。
お好み焼き屋さんでタコ焼きですか。
ええ、とにかく頼んでみてください。
なんか気になるので行ってみます。色々とありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。
琵琶の演奏も聴かせてもらいました
ウガヤの売りのひとつは瀬戸さんが演奏する琵琶。
目の前で演奏してもらうとすごい迫力があります。琵琶の生演奏を聴く機会なんてめったにあるものではないので、ウガヤに泊まったときにはお願いしてみてはどうでしょうか。一緒に演奏を聴いていた外国人ゲストも目を輝かせていました。
瀬戸さんおすすめのお好み焼き屋さんへ
お話を聞いているあいだにお腹も減ったので、さっそく瀬戸さんおすすめのお好み焼きふじに行ってみましょう。
昔ながらの町のお好み焼き屋さんという感じがいいですね。入店してさっそくタコ焼きを注文すると、すぐに作り始めてくれました。
俺が頼んだのタコ焼きだよな……。あれは別の人のオーダーかな?
タコだ!ってことはやっぱりこれがタコ焼きか!
生地をくるんで、じっくり火を通したら、
完成!
いわゆるあのタコ焼きではなく、このお店のオリジナル料理だそうな。お好み焼きともんじゃ焼きの中間のような、とろっとした食感がたまらなく美味い!瀬戸さんがおすすめするのも納得です。
お好み焼きふじは創業61年の老舗で、今の女将で二代目。奈良駅から徒歩3分、三条通りを一本が曲がったらすぐのところにあるので、奈良公園の道すがらに行ってみてはどうでしょうか。
翌日、ウガヤを出発
出発の日は朝からずっと雨だったこともあり、ロビーのソファでお昼すぎまでまったりしていました。ほんと居心地がよかったです。
みなさん、お世話になりました!
まとめ
ウガヤは、わいわい盛り上がるよりもゆっくりと休めることを重視したゲストハウス。リビングでは各々のお客さんが思い思いにくつろいでいます。
水まわりの清潔さも徹底していて、シャワールームはきれいなだけでなく広々して使いやすかったです。
ゲストハウスに泊まってみたいけど、「お喋りがあまり得意じゃないから」とか「トイレとかちゃんときれいなのかな」とか不安に思っている人には是非おすすめしたいゲストハウスでした。