ここから本文です

お役立ち情報

旅のお供一眼レフカメラ!レンズキットでは味わえない単焦点レンズの魅力とは?

旅に何を持って行きますか?旅の必需品はなんですか?

荷物の多い人、パンツしか持って行かないうちの旦那、いろんな人がいると思うが、カメラは必須!という方も多いのではなかろうか。

最近ではスマートフォンでもキレイな写真が撮れてしまうのでコンパクトカメラを持っている人をなかなか見なくなったが、一方で誰でもキレイな写真が撮れるからこそ人と違うカッコいい写真を求めて一眼レフを手にする人も多いのではと思う。

私も6年ほど前に、イケテル写真が撮りたい!と半ば勢いで一眼レフを買った。いや、カメラを持ってるわたしイケテル!やったかも。まあどっちでもええわ。

その時の喜びは一入。「かわいいやつめ」と、ひとしきり撫でた覚えがある。

その後訳あって、その初代マイカメラとは日本より多少治安の悪い場所で悲劇の別れを遂げることになるのだが・・・それはまた別のお話。

一応数年間カメラと仲を深めた者として「単焦点レンズ」のステキさを説いて信ぜよう!一眼レフデビューを検討してる方必見です。

悩むカメラ選び・・・やっぱりレンズキット?

一度でもカメラを買った or 買うことを検討したことのある人なら耳にしたことがあるであろう、レンズキット。

一眼レフとコンパクトデジカメとの大きな違いと言えば「ボディ」と「レンズ」が分かれていて、基本的に別々で売られている点。

レンズキットとは、そのボディとレンズがセットになってるやつです。ダブルレンズキットなどと銘打って、近い被写体から遠くの被写体までカバーできる2本のレンズとボディがセットになっているものもある。

とにかく安いのが特徴。目が飛び出るほどのレンズがある中で、セットでこの値段は安い!と思わせられる。よくある抱き合わせ商法ってやつですな。

初めてカメラを買う人は、一眼レフカメラの価格相場も、高いレンズの良さも分からないので、だいたいこれを買いがちなのである。だから初心者でも使いやすい、乱暴な言い方をすれば無難なレンズが付いてくるのだ。

レンズは、ボディに取り込む光そのものを左右する大事な部分。

「安さに釣られず冷静な判断をすることが大切」

あやこは言う。そして、おもむろに単焦点レンズを取り出す――

単焦点レンズとは

取り出す――とか小説っぽく仕立ててみたけどどう?(聞くな)

なんでわたしがこんなに単焦点を気に入ってるのか、理由を述べます。

1. とにかく明るくて一眼レフならではのボケが演出できる

最初にも言ったように、一眼レフを買う理由は、「かっこいい写真が撮りたい!」「iPhoneでは撮れないような写真が撮りたい!」そんな感じが多いと思う。

単焦点レンズはまさにその「ならでは」の写真が撮れる。


F1.8 75mm


F1.4 35mm

例えばこんな感じ。このボケですよ!!

単焦点で初めて撮った時に、「わたしめっちゃ写真上手いやん・・・」と感動したことは言うまでもない。後にこれは腕ではなくレンズのおかげであることがわたしの知るところとなるのだが。

明るいのは取り込める光の量が多いから。暗い部屋でも撮りやすいのもいい。これはレンズキットに付いてくるレンズでは絶対になしえないのである。

2. 写真が上手くなる

「わたしってば写真上手かもうふふ」と悦に入れることは然ることながら、実際に上手くなると、わたしは思うのです。

単焦点レンズの特徴のひとつとして挙げられるのは、とにかく画角(撮れる範囲)が狭いこと。これはデメリットでもあるのだが。

でかいカメラ持ってると「撮って撮ってーー!」と言って顎引いてピースしてくる人に出会うこともあるけど、「いやいや無理やから。近いから。写らんわ。」ってなこともしばしば。

せっかく往復12時間の登山に耐え、会えた屋久島の縄文杉なんてその全貌を撮れなかったしな。痛恨のミス。

でも逆に、小手先で簡単に画角を変えられる標準ズームレンズよりも、自分の足を使って近づいたり離れたり被写体との距離を覚えること、画角を固定した状態でアングルを決めることは、上達への近道なのでは、と思う。

簡単にズームできない不自由さをバネにするのである。びよーん。

慣れてくると、ぱっと風景を見たときに50mmならこれくらいの画角で切り取れるかなというのが分かってくる。単焦点じゃないと身に付かない感覚です。

3. 軽いので旅のお供にぴったり

カメラ重いからあんまり使ってない・・・よくそんな話を聞く。せっかくの旅行なら持って行ってあげてーーーーー!声を大にして言いたい。だってカメラが輝けるときですよ。単焦点レンズなら(物によるが)軽いものがおおいから持ち歩きしやすいのがありがたい。

だから往復12時間の登山にも単焦点で臨んでしまったんやけどな。わたしみたいなミスしないよう気をつけて。「縄文杉に会いに行くときは多少重くても広角か標準レンズを携えて行くこと。」わたしは呟く。

でも逆に非力な女性が往復12時間の登山も行けちゃうくらい軽いのである。写真を撮るのが楽しくて重さを忘れられたという説もあるが、まあどっちでもいい。旅のお供にぴったりであることに違いはない。

・・・なんか単焦点レンズ褒めすぎてるけど、別に実家が単焦点レンズ工場を営んでて売上アップに貢献したいとかそんなんじゃないから悪しからず。(そんな工場ないわ)

まとめ

別に、最初に絶対単焦点レンズ!!と言いたいのではなくて、レンズキットという一見お得そうに見えるものに飛びつくのは如何なもんじゃいと思うのでこのような記事を書かせてもらった。

せっかくカメラに興味を持ったのに、変なレンズのせいで写真の楽しさを味わえずやめてしまうのは勿体ない。(変なレンズて)

自分がどんな写真を撮りたいのか?どういう旅をしたいのか?自分に合うレンズを慎重に選んでいただければ、そしてこの記事が少しでも参考になれば幸いです。

“お役立ち情報”の最新記事