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目指せ一眼レフデビュー!目的や好みに合わせた、失敗しないカメラ選びのポイント

こんにちは、hiiです。
旅に出たら、覚えておきたい瞬間がたくさんあります。目の前の壮大な景色やおいしいお料理、友人たちとの楽しい思い出の数々。それらを心や頭の中の記憶だけでなく、形として…「写真」として残せたら

というわけで、今回はデジタル一眼レフの購入を検討している方へ、カメラ選びのポイントを紹介していきたいと思います!一眼レフを連れて行けば、もっともっと旅が楽しくなりますよ♪

目指せ!一眼レフデビュー

さて、一眼レフがほしい!と思ったところで、じゃあどれを買えばいいの?ってなりますよね。そうなんです。色々なメーカーからたくさんの機種が出ているため、選択肢が多すぎてよくわからないんですよね。 私も初めてカメラを買う時迷った挙句、ロクに人に相談もせず買って失敗をした経験がありますから(黒歴史)。まずはどういうカメラが必要かを明確にすることから始めましょう!

メーカーはCanon・Nikonの2択にしぼってみる

はい、いきなり選択の範囲が狭まりますね。カメラを持ったことがない方でも、名前を聞いたことがないという方はほとんどいないのではないでしょうか?この2社は業界の2大勢力として君臨しており、 プロの現場でも多くのカメラマンが使用しています。世界において現在のカメラ人口に対するシェア率は、この2社で半数を優に超えます。例えば、テレビに映るスポーツカメラマンや新聞記者、海外からの旅行者を見てみてください。大多数がキャノンかニコンのどちらかのカメラを使っていることでしょう。技術面での信頼度はもちろんですが、その魅力はなんといっても交換レンズの種類の豊富さ!レンズの種類が多ければ多いほど、選択肢も楽しみも広がります。

キヤノンのEFレンズ群。圧巻…!!

「この先も必要最低限のレンズで充分だから別に…」って、いやいや。撮れば撮るほど、あんな写真が撮りたい・もっとこういう表現をしたいっていう欲が出てきますから。写真愛好家の間では、その気持ちがどんどんエスカレートしレンズを貪る現象を「レンズ沼」に篏ると言います。恐ろしいですよぉ、レンズ沼は…。

おっと話が逸れましたが、レンズに関して大切なこと。それはボディとレンズのメーカーを合わせる必要がある、ということです。例えば、ニコンのボディにはキヤノンのレンズを取り付けることができません。 使用していくうちにやっぱり別のメーカーにしようなんてことになったら、レンズを総とっかえという話にもなり得ます。使うメーカーとのお付き合いはこの先ずっと続くと思って、最初が肝心、慎重に選びたいものです。

Canon・Nikonを比べてみる

まずよく比較されるのが色味です。

キヤノン

  • 白色に強い
  • 記憶色の表現
  • 肌色を綺麗に見せるのが得意で、人物撮影に向いている

ニコン

  • 黒色に強い
  • 記録色の表現
  • 本来の色味に忠実なため、風景写真に向いている

※写真はキヤノン機で撮影(モデルは昭和記念公園でデートしたあやのちゃん♪)

記憶色と記録色の違いについて説明しますと、例えば人は「空は青い」と記憶していますが、実際は思ったほど青くなかったりします。キヤノンは記憶に基づいた鮮やかな空を表現する「記憶色」ニコンは実際の空の色を忠実に再現する「記録色」と分類されます。記憶色に関して、ある人は「色が鮮やかでキレイ」と感じ、ある人は「わざとらしい」と感じるかもしれません。記録色に関して、ある人は「本来の色味を忠実に表現してくれる」と感じ、ある人は「もの足りない」と感じるかもしれません。カメラの設定や後処理である程度の色味は調整できますが、ベースとなっている各社の色味のクセというものは、どうにもしがたい部分があります。どちらが向いているのか、自分の好みについてじっくり考えてみましょう。

記憶色と記録色、あなたはどっち派?

 

また、AF(オートフォーカス)に関しての比較では、ピントを合わせる際にスピードで上回るのがキヤノン、精度が優秀なのがニコンと言われています(レンズにもよりますが)。

d1_07_素早く動く被写体に対しては、AFの速さおよび精度は非常に重要になる

強度に関して言えばニコンの方が頑丈で壊れにくい、なんて声も。ある知人カメラマンは「キヤノンの耐久性に疑問を感じニコンに乗り替えた」と言っていました。けれども、ある知人カメラマンは「キヤノンを使っているけれど、今まで一度も壊れていない」とも。この件に関しては、両社の耐久性を測ったわけではないですし使い方にもよると思うので一概には言えません。が、NASAが宇宙の撮影にと選んだのはニコン。さて、あなたはこの結果をどう捉えますか?(※ちなみに私はキヤノンユーザーですが、数える程度には故障しています・苦笑)

何をどう撮りたいか

被写体に何を選ぶか、どのように撮りたいかで選ぶボディ・レンズが変わってきます。ただ撮るだけなら、1台のボディとレンズである程度撮れます。けれども、軽くて操作も簡単でどんな被写体でも画質を荒らすことなく綺麗なボケを表現できて―なんて機能を全て兼ね備えた夢のようなカメラはありません。まずは自分が一番撮りたい被写体や場面は何か目的をはっきりとし、譲れない部分やある程度妥協できる部分を割り出して優先順位を決めるといいでしょう。

  • 旅先での景色をたくさん収めたい
  • おしゃれな雑貨やお散歩フォトをかわいく撮りたい
  • こどもの成長過程、運動会やお遊戯会を撮りたい

イメージが固まったら、それを撮るためにはどんなカメラが必要かを明確にすることが大切です。たとえば、ゆるふわ女子に好まれる写真を撮るには単焦点レンズがあれば便利ですし、こどもの運動会を撮るには、連写機能が優れているカメラや望遠レンズが必要になります。

ゆるふわ写真なら、キレイなボケを楽しめる単焦点がおすすめ♪

明るいレンズや高感度に強いボディなら、暗い室内や夜間の撮影でも心強い

レベルに合わせるか先を見越すか

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一眼レフのボディ選びにあたっては、「まずは初心者向けのモデルを買って練習をするか」もしくは「先のことを考えて上級者向けのモデルにチャレンジするか」。その辺りも悩みどころだと思います。初級機で徐々に慣れていくのもいいかもしれませんが、上達してくれば物足りなく感じ、結局は買い替える機会が早く訪れることになります。それを見越して、初級機よりも機能を備えた中級機くらいからから始めるのもいいかもしれません。もちろん、初級機に比べて扱いが難しかったり複雑だったりするので、努力や向上心は必要になります。そこはもう使いこなせるまでたくさん撮って勉強して、腕を磨けばいいのです!また、初級機に比べ中・上級機は重くなりがちですので、身軽でいたい方や体力に自信のない方は、じっくりと考えた方がいいでしょう。長時間持ち歩くと、想像以上に体力・精神力をガリガリ削られます…!

それと、カメラのセンサーのサイズによって使えるレンズが変わってきますので、レンズに関してもよく調べて先のことを視野に入れながら購入してくださいね。

実際にさわってみよう

だいぶイメージが固まってきたでしょうか?自分で思い描く他に、SNSや人のブログを見ているとこんな写真が撮りたいなぁというのが出てくるかもしれません。写真愛好家は、下記の写真のように使用機材や設定などを細かく明記している場合もあるので、それを参考にカメラを選ぶのもいいでしょう。ですが、その情報や口コミだけを頼りに買うのはおすすめできません。写真の仕上がりも大切ですが、もちろん使い勝手や操作の部分等、実際に持った感触も重要です。どんなに素晴らしい写真が撮れるカメラでも、シャッター音が気に入らない、ファインダーが見づらい、なんてこともあります。機種によって、シャッターの感触や持った時の重さの感じ方などは様々です。まずはショールームや家電量販店で、片っ端から見てさわって感じとってみてください。フィーリング、大事!

キヤノンEOS5D MarkⅡ・EF24-70mm F2.8L IS Ⅱ USM・F11・10秒・ISO200・WB:白熱電球
新品にこだわらないようでしたら、中古カメラ店を見て回るのもいいでしょう。気に入ったカメラをリーズナブルに購入できる、一期一会の機会があるかもしれません。ただし、ボディはシャッターを切れば切るほど摩耗する“消耗品”と考え、あまりにも使い込まれているものは避けたいところです(どのくらい使い込まれたかその場ではわからないので何とも言えませんが…)。都内になりますが、中古品を扱うショップでおすすめなのがフジヤカメラ(中野)、マップカメラ(新宿)あたりですね。新宿界隈に限定すると、カメラのキタムラ(新宿・西口店、新宿大ガード店)やミヤマ商会、ラッキーカメラなどがあり短時間でハシゴできます!同じ機種でも値段や使用感等はまちまちですので、思わぬ掘り出し物に巡り会えるかもしれませんよ♪

便利なレンタルもあります

カメラをレンタルできるってご存知ですか?店頭で見てさわるだけとは違い、実際に使用することが可能です!流れとしては、会員登録や予約を済ませた後、店舗から配送される形になります。近所にカメラを扱うお店がない方にも嬉しいシステムですね!また、買い替えを検討している方や、行事のために今回限りこの機材を使いたい!っていう方にも便利かと思います。私も利用したことのあるマップレンタル他、レンタル業者はいくつかあるので検索してみてください。

まとめ

いかがでしたか?一眼レフを持って旅をしたら、きっと世界が変わります。今まで気にも留めなかった雑草や石ころなんかにも、目を奪われることが出てくるかもしれません。それが愛しい被写体に変わるかもしれません。皆さんがこれからの旅を共にする、一眼レフカメラという素敵な“相棒”に出会えますように♪

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