こんにちは、カズヤです。3月から始めた「今月のひげむぅ」シリーズですが、2回目にして早くもネタに困ってしまいました。
もう何でもいいかと思い、5年前に京都のゲストハウスで出会った女性に恋をしたときの話を書き始めたのですが、3000字を超えたあたりで読み返したところあまりにキモかったのでお蔵入り。
いろいろ考えた結果、この4月でひげむぅがオープンして丸2年が経ったこともあり、2015年4月、2016年4月、2017年4月のアクセス解析データを比較してみることにしました。
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その前に、ひげむぅを支えてくださるスポンサー様をご紹介!
ゲストハウスwaya様
世界中からやって来た旅人たちとの交流が楽しめる、札幌のゲストハウス。カズヤの悪ふざけにも付き合ってくれるノリのいいスタッフがおもてなしをしてくれますよ!
谷川岳ラズベリーユースホステル様
群馬県有数の温泉地、みなかみ町にあるユースホステル。ラフティングやスノーシューなど、季節ごとにさまざまなアクティビティも楽しめます。今なら「ひげむぅを見た」で割引あり!
個人サポーター様
CAMPFIREで募集しているサポーター様は以下の方々。ありがとうございます!
この他に3名様のサポートを受けていますが、紹介のご希望がないので今回は割愛します。
2015年4月のアクセス解析
それではまず、ひげむぅ公開後の最初の1ヶ月のデータから見てみましょう。
セッション | 1,878 |
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ユーザー | 1,250 |
ページビュー数 | 5,233 |
ページ/セッション | 2.79 |
平均セッション時間 | 2:11 |
直帰率 | 59.00% |
新規セッション率 | 62.78% |
初月からPVが5000を超えるという悪くない滑り出しです。ページ/セッション、平均セッション時間、直帰率はサイトへの関心の高さを図る目安となりますが、これらの数字も2017年4月現在よりだいぶ良いです。
となると「以前のほうがユーザーに愛されていたの?」と思われるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。ヒントはアクセス経路の割合にあります。
アクセス経路
注目したいのはOrganic Search(=検索)の少なさ。なぜなら、Organic Searchでの流入の場合ユーザーが欲しがっていた情報とこちらが提供する情報のミスマッチが起こりやすいからです。
たとえば「岡山 カレー」で検索してKAMPの記事にたどり着いた人は「なんだゲストハウスのサイトかよ」と思ってすぐ離脱してしまうでしょう(KAMPのカレーめっちゃ美味しいんですけどね)。
その一方でDirect(=ブックマークなどから直接)、Social(=FacebookなどのSNS)、Referral(=他サイトからのリンク)でのアクセスの場合はどんな情報があるかわかったうえでアクセスするので、これらによるアクセスが多いとページ/セッションや直帰率の数字が良くなるはずです。
アクセス上位ページ(トップページ以外)
タイトル | PV |
---|---|
全国のゲストハウスを探す | 572 |
東京都で唯一の村にあるゲストハウス「へんぼり堂」で、まったり宅飲みしてきました | 490 |
わいわいするだけがゲストハウスじゃない!奈良の「ウガヤ」でのんびりくつろいできました | 301 |
旅のお供一眼レフカメラ!レンズキットでは味わえない単焦点レンズの魅力とは? | 154 |
満開の夜桜をレトロな電車が駆け抜ける!女撮り鉄の京都ひとり旅【前編】 | 147 |
ゲストハウス検索のトップページ以外はすべてブログ記事です。これは単純に4月に公開した記事がそのままランクインしているだけですね。なかでもへんぼり堂など、オーナーがご自身のSNSでシェアしてくれた記事が上位にきています。
デバイス比率
2015年4月の時点で、mobile(=スマホ)によるアクセスのほうがdesktop(=パソコン)よりも多いですね。これはひげむぅの特性というよりも世間的な潮流です。
2016年4月のアクセス解析
それでは、公開から1年が経ってひげむぅへのアクセスはどのように変わったのでしょうか。
セッション | 7,284 |
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ユーザー | 5,776 |
ページビュー数 | 13,545 |
ページ/セッション | 1.86 |
平均セッション時間 | 1:36 |
直帰率 | 76.14% |
新規セッション率 | 73.35% |
前年比でセッションが3.8倍、ユーザーが4.6倍、ページビュー数は2.6倍という結果ですが、ぜんぜん増えてないなーというのが率直な感想です。
というのも、公開2ヶ月目の2015年5月で早くも1万PVを超えていたので、そこからは微増なんですよ。当初は10万PVも時間の問題かなと思ったのですが、そんなに甘くないですね。
ページ/セッション、平均セッション時間、直帰率の数字が悪くなっていますが、これはアクセス経路の割合と関係しています。
アクセス経路
はい、一気にOrganic Searchの割合が増えました。2015年のアクセス経路でも解説したとおり、Direct、Social、Referralが減ったのでページ/セッションや直帰率の数字は悪くなっています。
とはいえさすがに悪すぎだと思っていましたが、とくに対策は打ちませんでした。というか、どこを改善すればいいかわからなかったんですよね。
アクセス上位ページ(トップページ以外)
タイトル | PV |
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全国のゲストハウスを探す | 902 |
旅のお供一眼レフカメラ!レンズキットでは味わえない単焦点レンズの魅力とは? | 484 |
ゲストハウスで国際交流!中野の「YADOYA」でディナーパーティーをしてきました | 293 |
古民家ゲストハウス・わとや | 290 |
アットホームというか、もはや家!小樽のゲストハウス「杜の樹」の居心地がめっちゃいい | 270 |
検索によるアクセスの増加は、アクセス上位ページの顔ぶれにも影響を与えます。1年前に公開した一眼レフの記事や、ブログ記事ではないわとやの紹介ページが検索から多くのアクセスを得て、直近に公開した記事を抑えるようになりました。
デバイス比率
スマホとタブレットがそれぞれ微増。パソコンからのアクセスは3人に1人くらいになってきました。
2017年4月のアクセス解析
いよいよ最新のデータになりますが、4月はまだ途中なので厳密には直近30日の数字となります。
セッション | 12,417 |
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ユーザー | 10,408 |
ページビュー数 | 24,843 |
ページ/セッション | 2.00 |
平均セッション時間 | 1:37 |
直帰率 | 72.92% |
新規セッション率 | 78.24% |
去年の同時期と比べるとセッションが1.7倍、ユーザーが1.8倍、ページビュー数も1.8倍と、完全に伸び悩んでいます。しかしコンスタントに毎月1万人以上が訪れてくれるようになったのは嬉しいですね。
この4月でサイトのデザインを変えたり求人情報の掲載を始めたりしたので、各数値にどんな影響が出るのかしっかりチェックしていきます。
アクセス経路
Organic Search(=検索)によるアクセスが8割を超えました。とくに2017年になってからOrganic Searchでの流入が増えたのですが、原因はわかりません。WELQアップデートの実施時期とは微妙にズレていますし、なぜでしょう。でもありがたい。
アクセス上位ページ(トップページ以外)
タイトル | PV |
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おしゃれ系から銭湯付きまで、大阪の注目ゲストハウスまとめ【12選】 | 1,426 |
全国のゲストハウスを探す | 937 |
古民家多め!自然に囲まれた田舎のゲストハウスまとめ【13選】 | 750 |
新潟県のゲストハウス | 703 |
初心者は泣くかも。奄美大島のゲストハウス「昭和荘」がディープすぎて面白かった | 548 |
2016年5月に公開した大阪まとめと田舎まとめの記事が検索から多数の流入を得てランクイン。6位以降を見ても、まとめ系の記事が検索に強いみたいです。
意外だったのは新潟県のゲストハウス一覧ページが4位につけていること。最近では新潟にもゲストハウスが増えてきましたし、注目度も上がっているのでしょうか。
デバイス比率
スマホからのアクセスがどんどん増え、とうとう3人に2人を超えてきました。これはひげむぅに限らない一般的な傾向なので、これから何かしらのウェブサイトを作ろうと考えているなら、パソコンよりもスマホ閲覧時のデザインに注力してください。
さいごに
以上、アクセス解析の詳しい知識がないので、解析というよりも感想にとどまってしまいました。
いずれにせよ、ひげむぅがやるべきである「ゲストハウスの魅力を伝えること」を変えるつもりはありません。宿泊レポートを中心に、日本全国のゲストハウス情報を発信していきます。
ただ、わたくしひとりではお届けできる情報量に限度があるので、ともにゲストハウスの魅力を発信していただけるライターさんを切実に募集しています。なにとぞ、なにとぞ!
ということで、今月のひげむぅでした!